猪苗代湖畔で食す懐かしのラーメン「ドライブイン湖柳」、そして世界を駆けた医学者の生家「野口英世記念館」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、会津探訪のたびで立ち寄った猪苗代湖畔の「ドライブイン湖柳」と「野口英世記念館」です。

■福島県猪苗代湖畔

ドライブイン。なんか懐かしい響きじゃないですか?
昔は車で遠出するときは必ず立ち寄った印象がありますが…。道の駅とか、高速道路のPA・SAが整備されたせいか、あまり見かけなくなったような気がします。

今回は、会津探訪のたびで、懐かしいドライブインに入店しました。

場所は福島県の猪苗代湖畔。
もともとは隣りにある、喜多方ラーメンで有名な「河京」が運営する「ラーメン館 猪苗代店」を利用する予定でした。


(ラーメン館猪苗代店 HPより)

ただ、メニューを見ると、ラーメン&ビュッフェしかないのですよ。
喜多方ラーメンや会津味噌ラーメンなど7種類のラーメン(ハーフサイズ)が食べ放題。さらに餃子などのサイドメニューも食べ放題で嬉しいんだけど、そこまでお腹すいてないしね…。

ということで、ラーメン館ではお土産の喜多方ラーメンのみを購入し、実際の食事は、その隣りのドライブインでということになったわけです。
ちなみに、お土産で買った喜多方ラーメンは、ラーメン館限定の河京オリジナル「熟成多加水麵」。この前食べましたが、ムチャ美味しかったです!

■ドライブイン湖柳

さて、昔懐かしい香りのする「ドライブイン湖柳」へ。ラーメン館猪苗代店のすぐ隣りにあります。

ラーメン、そば、うどん、丼ものに定食、なんでもござれ!これぞ王道のドライブインですね。

そばや名物のソースかつ丼にも惹かれましたが、やはりここは「喜多方ラーメン」を注文。
700円っていうお手ごろ価格がうれしいかも。

店は、古民家のような造りです。テーブル席と座敷席があって、座敷席のテレビではNHKの番組が流れています。
ラーメンを待っている間、女将さんが会津若松エリアの観光地図を持ってきてくれて、見どころを紹介してくれました。
こういうあったかさも懐かしいなぁ。これはいつまでも「ドライブイン」の名を残してほしい。

■懐かしの醤油ラーメン

さて、そんなこんなしていると、待ちかねたラーメンがやって来ました。

これまた、何とも懐かしい丼姿。龍の図柄に、喜を二つ並べたお決まりの漢字。
そして、醤油スープに浮かぶ太めの麵に、チャーシュー、メンマ、ねぎ、ほうれん草、そしてナルト!

なんだか昭和にタイムスリップしたみたいで、遠足前の子供のようにうきうきしてしまいました。

さっそくスープをひと口すすると、香ばしい醤油の香りが広がります。
正確な記憶はないものの、ドライブインのラーメンってこんな感じだったような…。

太めの麵も、もちもち感がたまりません!
喜多方ラーメンの売りでもあるチャーシューも柔らかくてジューシー。

申し訳ないんだけど、決して特筆するような絶品の味ではありません。行列ができることもないでしょう。
ただ、この一杯をすすると、心も身体もあったかくなります。懐かしくてたまらない、昭和の味がここにあります。

最後の一滴まで飲み干しました。女将さん、嬉しそうでしたよ。

■野口英世記念館

なお、女将さんからおススメされて、すぐ近くにある野口英世記念館も観覧してきました。

昭和の昔、子供のころに伝記を読んだ記憶があります。
もちろん、千円札の肖像画として、いまや全国知らない人がいなくなりましたね。

世界を駆け抜けた医学者・野口英世さんは、ここ福島県猪苗代で生まれました。
その生家が残されています。彼が1歳半のときに落ちて左手にやけどを負った囲炉裏や、状況に際し床柱に刻んだ決意文も、当時のまま保存されています。

野口英世博士誕生地の碑なんてのもありました。

さらに館内には、少年時代から東京、アメリカ、中南米・アフリカと、年代順に彼の足跡をたどることができます。
あらためて、彼の高い志と、成し遂げた功績の大きさに感動します。高熱病だけでなく梅毒等の原因を解明して多くの命を救ってるんですね。

「博士の研究室」なんてものあって、結構精巧な英世ロボットがお出迎えしてくれます。
質問のボタンを押すと、身振り手振りを交えながら話してくれますよ。

福島、猪苗代に行く機会があったら、ぜひこの記念館を訪れて、そしてドライブインで一服してはいかがでしょうか。

ありがとう、ドライブイン湖柳!ありがとう、野口英世記念館!

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