広島式汁なし担担麺「キング軒」30回以上混ぜて食べましょう

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、浜松町で汁なし担担麵!「汁なし担担麺専門 キング軒 東京店」です。

■キング軒

今日のラーメンランチは、浜松町エリアへ。
この日は太陽が燦々と輝く猛暑日…。こんな日はあえて、辛~い麺をいただきましょう。

向かったのは、広島式汁なし担担麵を提供するこちらのお店。
「汁なし担担麺専門 キング軒 東京店」です。

広島のご当地グルメとして人気が高まっている汁なし担担麺。
2001年に創業した「きさく」が元祖とされ、その後広島市内を中心に汁なし担担麺を提供する店が増えていきました。

この「キング軒」もその一つ。こだわりの汁なし担担麺専門店を立ち上げると、たちまち人気に。
みるみるうちに店舗を広げ、2015年に東京に進出、浜松町にこの東京店を開業しています。

事前食券制です。汁なし担担麺は、並盛630円、大盛730円という良心的なプライス。
これは、代表の渡部さんのこだわり。キング軒を「立ち食いそば」のように気軽に立ち寄れる店にしたいということ。すばらしいですね。

辛さを選べます。一番人気の2辛、大盛りにして着席。
店はカウンター席のみでこじんまりとしています。これくらいなら立ち食いそば化も夢じゃないよね…。さて、そのリピート性はいかに…。

■実食です

待つことしばらくして、やって来ました、広島式汁なし担担麺
一見すると、担担麺というより焼きそばのような丼姿…。これが広島式なのです。

広島式汁なし担担麺は、青ネギを使っているのが特徴。これが花椒・唐辛子の絡みとよく合います。
その相性をさらに高めるために、食べる前に10~30回混ぜるのも、広島式の特徴。

ここキング軒は、食べる前に30回以上混ぜることを推奨しています。
それでは早速、まぜまぜしましょう。箸で麺をすくって丼のなかをまぜまぜ。麺にネギや肉みそ・タレが絡みつくように、よーく混ぜます。

タレがなくなるまで、底のタレが完全に見えなくなったら完成です。
この作業ですっかり食欲がMAXに…。茶系色って食欲をそそりますよね…。

たまらず麺に食らいつきます。はじめは肉みその甘みが広がって、さらに箸を進めます。
ネギの辛みもタレの旨みもイイ感じ。これは一気にいけちゃいそう!

…と思ったら、次第に舌になにやら痺れが…。気にせず麺をズズっ…。
すると、さらに舌がピリリ…。その痺れが口の中に広がっていきます。

しまった。調子に乗って、卓上にある「後かけ用挽きたて山椒」をふりかけたのがいけなかったか…。
終盤には唇もヒリヒリ。サザエさんの穴子さんみたいになってないか心配になる感覚でした。

でも、これはまったく後悔なし。むしろ、爽快感ある食後感です。
自家製芝麻醤や自家製五香辣油などが、単に辛いだけでない旨みを醸し出しているんですよね。キング軒こだわりの「毎日食べたくなる味」です。

本場広島では、週に何回も通う人も少なくないそうです。
確かにこれはリピート性高いかも…。もっと店舗展開してほしい、そんな風に応援したい「キング軒」でした。

ありがとう、キング軒! ありがとう、広島式汁なし担担麵!

■基本情報

店名: 汁なし担担麺専門 キング軒 東京店
住所:東京都港区芝公園2-10-5
アクセス:都営「芝公園」駅より徒歩4分、都営「大門」駅より徒歩5分、JR「浜松町」駅より徒歩6分
営業時間:(月~金)11:00~15:00、17:00~20:00 (日・祝)11:00~15:00
定休日:土曜日

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