こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、東北は杜の都・仙台駅ほど近くにあるラーメン店「亞呉屋」です。
■亞呉屋
今日は仕事で東北、杜の都・仙台へ。
もちろん、ランチは出張の楽しみ、ラーメンです。
向かったのは仙台駅からほど近い都市型商業施設「EDEN」。
けやきの樹のある中庭を囲むように、レストランとショップが並んでいます。
その一角にめざすラーメン店はありました。
「山形飛島 亞呉屋」。
仙台なのに山形?…なんて野暮なつっこみはご勘弁。オール東北の中心・仙台ということで。
地元の人のおススメというこの店に入りました。
事前食券制です。ラーメンとつけ麺、どちらも美味しそう…。
この日の気分で選んだのは、「あごだしどろつけ麺」。
腹ペコなので「大」を選択。910円也。
店はカウンターのみ16席。ほぼ埋まっています。
ここではじめて、店名にある「飛島」が、「あすか」じゃなくて「とびしま」であることに気づきます。
この「飛島(とびしま)」。山形県にある唯一の島なんだとか。
その特産品が「焼きあごだし」。あご(とびうお)を焼いて天日干しした「焼きあご」をベースに作られただしです。
この「焼きあごだし」を使ったスープがこの店の売りなんですね。
だから「亞呉屋」(あごや)か。なんか食べる前に、いろいろスッキリしました。
■実食です
…とスッキリしたところで、つけ麺が着丼です。
山盛りの麺にびっくり!並にしとけばよかったか…。
さあ、いざ勝負!山盛りの麺に箸をつっこみ、スープにつけます。
どろり…。さすがは「どろつけ麺」、スープがどろり濃密です。
スープがどろり絡みつく麺をずずっとかき込みます。
これがもう、なんともまろやかな味。やさしい風味。
これが「焼きあごだし」の旨みなんでしょうね。
臭みのない、コクのある上品なスープに仕上がっています。
麺にもこだわりがあります。ちょっと黒みがかった麺は栄養たっぷりの全粒粉。
しかもその麺はモチモチで噛みごたえがあるので、噛むほどにスープの味が口の中に広がります。
具は、ネギ、豚肉、味玉、のり。
卓上に、1個10円の「一日一善たまご」が置いてあります。
食べたい人は、脇に置いてある瓶に10円硬貨をチャリンと入れます。
ときどき、チャリンという音が聞こえてくるのは、このせいなんですね。
気づけば、あっという間の完食。魚介だしなのにこんなに魚臭くないつけ麺、はじめてだな…。
ラーメンはどんな味がするんだろう…。ただ、さすがにもうお腹いっぱいだ。やっぱり量が多いわ。満腹満腹。
ありがとう、亞呉屋! ありがとう、山形飛島!
■基本情報
店名:山形飛島 亞呉屋 仙台店
住所:宮城県仙台市青葉区中央1-10-25 EDEN仙台
アクセス:JR仙台駅より徒歩3分
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし